株券の電子化で自宅保管はできない
株券の電子化が進められた
かつては購入した株券を、自宅や銀行の貸金庫に保管することがよくありました。
しかし、2009年1月以降は株券が電子化されたため、現在では株券を直接入手することは不可能になっています。
株券は購入と同時に、「ほふり」(証券保管振替機構)に管理を任せるしかありません。
すべてオンライン化されているので、口座開設時に申し込みをすれば、自動的に「ほふり」に移行されます。
「ほふり」を利用すれば名義書換は不要
現物ではなく口座間のやりとりだけで株券の受け渡しをする決済方法は、1991年に始まりました。
この制度を切り盛りする唯一の機関が「ほふり」です。
ほふりに預けた株券の名義は、「株主=ほふり」「実質株主=購入者」として株主名簿に記載されます。
株主総会への出席や配当、株主優待の受け取りといった株主の権利を行使するには、株主名簿に名前を載せる必要があります。
株券をやり取りしていた時代には、いちいち名義書換の手続きを行わなければなりませんでした。
ほふりを利用すれば、面倒な名義書換も不要になります。
すべてデータとして管理されているため、盗難や紛失、火災による焼失といったトラブルもありません。
ただし、株主としての実感が湧きにくいことが、唯一のデメリットかもしれません。
株券電子化以降は、すべての株券がデータとして管理され、自宅などで管理していた株券はないものとされます。
自宅保有の「たんす株」がある人は、早めにほふりに移行しておきましょう。
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