株の売買の始め方

【株の口座開設方法】ネット証券なら最短2日ではじめられる!

【株の口座開設方法】ネット証券なら最短2日ではじめられる!

「株を買ってみよう」と思ったら、まずは証券口座の開設から始めましょう。
今はネットで株を売買する人がほとんだと思いますが、一応、証券会社の窓口での手続き方法も添えておきます。

✅この記事でわかること

  • 最短2日で証券口座を開設する方法
  • 申込みから数日で株の売買が始められる証券会社
  • ネット証券の口座開設の流れ
  • 直接リアル店舗で口座開設する方法
  • 特定口座と一般口座の違い

最短2日で証券口座を開設する方法

最短2日で口座開設する方法

僕は昔、楽天証券やSBI証券、カブドットコム証券といった主な証券会社で口座開設してきましたが、当時はネットで口座開設の申請をしたあと、自宅に申込み用紙が送られてきて、それに記入してから証券会社に返送し、さらにその後、IDとパスワードが自宅に贈られてきて、ようやく手続き完了という、すこし手間のかかるものでした。

身分証明書を写真に撮りアップロードしたら確認完了

ところが、今では本人確認のための身分証明書(免許証やマイナンバーカード)を写真に撮って、証券会社にアップロードするという簡単な方法があります。
この方法だと通常2日から3日で口座が開設され、IDとパスワードが自宅に届き次第、株取引を始められるようになりました。

これだけでも驚きのスピードだと思うんですが、最短ではなんと申込み当日にIDとパスワードが発送され、翌日には(自宅に届き次第)株の売買が始められるという、実に便利な時代になりました。

僕もそうでしたけど、初めて証券口座開設を開設する時というのは、とにかく、早く株を買いたくてうずうずしてるものなので、翌日には取引を始められるというのはありがたいサービスだと思います。

ちなみに、この最短な方法は僕の場合仮想通貨の口座開設の時に体験しました。
写真はたしかセルフィーといって、免許証などを手に持って、自分の顔と免許証の顔写真が映るように撮影しました。

✅ 注意点

本人確認の手続きは身分証明書の写真のアップロードで完了しますが、実際に株の売買を始めるには、自宅へ郵送されるIDとパスワードを使って、各証券会社のホームページまたはトレードツールにログインする必要があります。

申込みから数日で株の売買が始められる証券会社

僕もこれまでいろいろな証券会社を使ってきましたが、大手の証券会社で口座を作れば、正直言ってそこまでの差はないです。
あと、短期トレード派の人であれば、下記のような手数料の安い口座をひとつ作っておけばOKだと思います。

ネット証券の口座開設の流れ

従来のネット証券の口座開設方法

最近は、証券口座の開設に必要な身分証明書などの画像を、ネットでアップロードして確認してもらえる証券会社が増えていますが、ここでは従来一般的だった方法ご紹介しておきます。

僕が昔、楽天証券・SBI証券・カブドットコム証券・松井証券などで口座開設した際は、すべてこの方法でした。

証券会社のホームページから口座開設申込書を取り寄せる

ネット証券を利用する場合は、まずホームページにアクセスします。
「口座開設」をクリックすると、「口座開設申込書」を取り寄せるための入力シートに誘導されます。
住所や氏名、投資経験なそをガイダンスに従って埋めていきます。
きちんと入力すると、「口座開設書」に印字したうえで郵送されます(そうでない証券会社もあります)。

3日~1週間ほどで申込用紙が届く

申込用紙が届いたら、記入欄を埋めます。
不備があると返送されてしまうので、ヌケがないよう慎重に記入しましょう。
印鑑は三文判でOKですが、かすれないようにしっかり押します。

本人確認書類として、免許書か健康保険証のコピーを用意します。
返信用封筒に申込用紙と本人確認書類を入れれば、あとはポストに入れるだけです。

ID、パスワードが届く

申込用紙を発送してから数日後、「口座開設確認書」が届きます。
ホームページにアクセスして、「口座季節確認書」に書かれたIDとパスワードを使ってログインします。
どの証券会社も口座を持っている人しか閲覧できない情報を用意しているので、銘柄研究もスムーズになるはずです。
IDやパスワードは盗まれないように大切に保管してください。

リアル店舗で証券口座を開設する方法

リアル店舗で証券口座を開設する方法

昔なつかしい、野村証券や山一証券、大和証券などの支店で口座開設する場合はこの方法でしたね。

リアル店舗の証券会社で取引を希望する人は、

  • 印鑑
  • 本人確認のための免許書・保険証・マイナンバーカードなど

を持参し、実店舗に行って「株の取引をしたい」「証券口座をつくりたい」と伝えます。
窓口のスタッフが、申込用紙の記入法を親切に説明してくれます。

で、実はこの直接証券会社の支店に出向く方法が、意外にも最も早い口座開設方法だったりします。

特定口座と一般口座の違い

特定口座と一般口座の違い

株式投資で利益を得たら、確定申告を行う必要があります。
とはいえ、投資家全員が確定申告を行ったら税務署がパンクしてしまいます。
そこで導入されたのが「特定口座」です。

特定口座は確定申告不要の損益計算サービス

証券会社に口座を開設する際に、どちらか1つを選ばなければいけないのが、「一般口座」と「特定口座」です。
簡単に言うと、

  1. 一般口座:投資で得た損益の計算を投資家本人がする
  2. 特定口座:投資で得た損益の計算を証券会社や銀行が代わって計算してくれる

ということです。
確定申告を自分でする習慣のないサラリーマンの人や、めんどくさがりの人には「特定口座」の方が楽でいいと思います。

特定口座の中でも、さらに「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2パターンあって、「源泉徴収ありの特定口座」を選べば、投資で得た利益を証券会社や銀行が「天引き」するので、確定申告は不要になります。

「源泉徴収なしの特定口座」を選んだ場合でも、取引記録から収益を計算した「年間取引報告書」が作成されるので、スムーズに確定申告ができます。

一方で、昔から使われている「一般口座」を使った取引も可能です。
ただし、取引ごとに損益を計算してトータルの利益を計算し、プラスであれば自分で確定申告を行わなければなりません。

なお、「源泉徴収ありの特定口座」で取引している場合でも、損失の繰越控除を利用する場合は、確定申告が必要になります。

専業主婦や学生は「源泉徴収ありの口座」が有利

主婦のパート収入が103万円を超えると、夫の扶養から外れることは知られています。
株の譲渡益の場合は、38万円を超えた時点で扶養から外れます。

ただし、「源泉徴収ありの特定口座」なら、源泉徴収の時点で課税が終了するため、パート収入と合算されず、夫の課税額への影響もありません。
配偶者控除の対象になっている主婦や、扶養控除の対象になっている学生なら、「源泉徴収ありの特定口座」が有利です。


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