株取引に必要な口座の開設の方法と、株関連の情報の集め方
ネット証券であればホームページから申込書を取り寄せる
口座開設申込書を取り寄せよう
「株を買ってみよう」と決意したら、まずは口座開設から始めましょう。
証券会社での取引を希望する人は、印鑑や本人確認のための免許書、保険証を持参し、店舗に行って「取引をしたい」「口座をつくりたい」と伝えます。
窓口のスタッフが、申込用紙の記入法を親切に説明してくれます。
ネット証券を利用する場合は、まずホームページにアクセスします。
「口座開設」をクリックすると、「口座開設申込書」を取り寄せるための入力シートに誘導されます。
住所や氏名、投資経験なそをガイダンスに従って埋めていきます。
きちんと入力すると、「口座開設書」に印字したうえで郵送されます(そうでない証券会社もあります)。
3日~1週間ほどで申込用紙が届く
申込用紙が届いたら、記入欄を埋めます。
不備があると返送されてしまうので、ヌケがないよう慎重に記入しましょう。
印鑑は三文判でOKですが、かすれないようにしっかり押します。
本人確認書類として、免許書か健康保険証のコピーを用意します。
返信用封筒に申込用紙と本人確認書類を入れれば、あとはポストに入れるだけです。
ID、パスワードが届く
申込用紙を発送してから数日後、「口座開設確認書」が届きます。
ホームページにアクセスして、「口座季節確認書」に書かれたIDとパスワードを使ってログインします。
どの証券会社も口座を持っている人しか閲覧できない情報を用意しているので、銘柄研究もスムーズになるはずです。
IDやパスワードは盗まれないように大切に保管してください。
株の情報はどのように収集するの?
日本経済新聞や会社四季報もネットで読める
銘柄研究は情報収集から始まる
投資情報の集め方には、
- 証券会社の担当者に聞く
- ネットや情報誌を見る
の2つがあります。
証券会社の店舗を通じて取引するなら、担当の営業員がつきます。
「今いくら?」「どうして下がっているの?」といった素朴な質問は、担当者に気軽に聞けます。
手数料にはアドバイス料が含まれているので、遠慮は無用です。
とはいえ、「儲かる株はどれ?」という質問はやめましょう。
担当者が儲かる株を見抜ける保証はないからです。
投資判断はあくまで自己責任で行います。
情報誌やネットがら収集できる
営業員を置かないネット証券では、ホームページに情報を集約しています。
株価や株価チャートは、ネット上でリアルタイムに確認できます。
かつて投資家必携といわれた「会社四季報」(東洋経済新報社)も、今やネットでも読める時代です。
「会社四季報」は、企業の所在地や上場日、大株主の名前と保有割合、過去の財務データといった情報の宝庫です。
出版元の独自調査による収益予想は、株価に影響を与えるほどの信頼性があります。
同様の情報誌に「日経会社情報」(日本経済新聞社)がありますが、「銘柄データ集」の代名詞には、なぜか「会社四季報」が使われます。
企業も投資家向けに情報を発信している
気になる銘柄があれば、その企業のホームページにアクセスしましょう。
「投資家の皆さまへ」「IR情報」などのコーナーには、「決算短信」はもちろん、増資や自社株買いなど、株価に影響を及ぼす情報がまとめられています。