「FX」とは、Foreign Exchange の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と訳され、海外では Forex と呼ばれています。
ニュースによく出る「トウキョウフォレックス」のフォレックスです。
FXをひと言でいうと、
少ない資金にレバレッジ(預け入れたお金を証拠金として、より大きな金額の取引をすること)を掛けて何倍もの取引を行える為替取引
です。
巷では、「FXはレバレッジを掛けられるから危険だ」といったイメージを持たれているようですが、それは誤解です。
レバレッジはトレーダー本人の意思次第で掛けたくなければ掛けなければいいだけですから。
もしレバレッジを掛けずにFXで外貨投資すれば、銀行などの外貨預金よりもFXの方が手数料が安いので、多少お得な投資ができます。
ちなみに、僕は株式投資を長期的なスパンで取り組んでいるのに対し、FXを短期トレードの対象として捉えています。
自分で言うのもなんですが、FXの知識もそれなりにありサイトも運営してますので、FXで勝つ秘訣を知りたい方は、「FXトレーダーズマインド」をぜひご覧ください。
FXは、高いレバレッジをかけて資金の数十倍の取引が可能
FXは、高いレバレッジをかけて外国通貨の投資を行う方法で、証券会社やFX専門の会社、先物会社が扱っています。
外国通貨の入門商品としては、銀行の外貨預金や証券会社の外貨MMFがあります。
どちらも手持ちの円を、ドルやユーロに替えて運用する金融商品です。
1ドル100円のときに円でドルを買い、120円でドルを売り円を買い戻せば、1ドルにつき20円の利益(為替差益)が得られます。
さらに、金利の高い国の通貨であれば、円で保有するよりも高い利息が得られる場合もあります。
通常、1ドル120円のときに1万ドル分の外貨預金を作るには、120万円の資金が必要ですが、FXなら一部を証拠金として入れるだけで取引が可能となります。
1万ドルの取引が数十万円で始められる資金効率の高さがFXの魅力です。
レバレッジの倍率は扱い会社によって異なります。
中には、非常に高いレバレッジが可能な会社もありますが、当然のことながらレバレッジをかけるほどリターンと同時にリスクも高くなるので注意が必要です。
相場が予想とは違う動きになった場合は、信用取引と同様に追証が発生したり、強制的に決済される可能性もあります。
もし、レバレッジをまったくかけない1倍の取引なら、リスクもリターンも外貨預金とまったく同じですが、外貨預金よりもFXの方がコストが低いことから、レバレッジなしでFXを楽しむ投資家もいますので、自分自身でリスクをコントロールできる投資法だとも言えます。
受け取る金利にもレバレッジがかかる
円をドルに両替することを「円売りドル買い」といいます。
低金利の円を売って、高金利のドルを買う場合、金利差分を「スワップ」として受け取れます。
10倍のレバレッジをかけた取引なら、スワップも10倍になります。
ドルの金利が年利3%だとしたら、スワップ収入で年率30%が得られる計算になります。
為替相場が円高方向に向かっているときには、円を買ってドルを売る取引も可能です。
「ドル円」以外にも、「ユーロドル」「ユーロ円」「豪ドル円」など、通貨ペアのバリエーションが豊富なのもFXの人気の理由のひとつで、中にはトルコのリラやノルウェーのクローネなど、日本では馴染の薄い通貨も扱われています。
24時間リアルタイムで取引できる
FXの最大の魅力は、24時間リアルタイムで為替取引が楽しめる点です。
為替相場が大きく動くのは、ロンドン市場やニューヨーク市場が開いている時間帯で、日本時間では深夜です。
FXはネット取引が主流ですので、仕事を終えた会社勤めの人にも取引が可能です。
昼間は仕事があってリアルタイムの株取引ができない人にとっては、ダイナミックな値動きを見ながら取引できるFXはたいへん重宝されています。
✅ 僕が使っているFX会社
- XM(エックスエム)| 評価世界ナンバーワン
※ 僕のメイン口座がXMで、FXの世界では最も評価されているブローカーです。 - オアンダ | MT4が使えてスプレッドはドル円0.4銭
※ 僕がスキャルピング用に使っているブローカーで、スプレッドの狭さがウリです。