証券会社の役割

「法人向け証券」と「リテール向け証券」の違い

「法人向け証券」と「リテール向け証券」の違い

規制緩和により証券会社の形が変わり始めている

存在感を増す投資銀行

間接金融から直接金融へ変わったことで登場したのが「投資銀行」(Investment Bank)です。
債権や新株の発行による資金調達、資産の証券化による流動化、さらにはM&Aをも含めた財務全般のアドバイスを行います。
銀行が資金を融資しているのに対して、投資銀行は資金調達のアドバイスやコーディネートが中心です。
銀行というよりも証券会社に近いイメージです。

日本では大手証券会社が新株発行や起債のコーディネートを行ってきました。
しかしバブル崩壊後、証券化やM&Aアドバイザーの役割を担ったのは「元祖投資銀行」といわれるゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなど、米国系の投資銀行です。

花形的存在だった投資銀行ですが、サブプライム問題で一転して窮地に立たされます。
アメリカの五大投資銀行のうちベアスターンズとリーマンブラザーズは破綻し、メリルリンチは買収されました。
残ったゴールドマンサックスもモルガンスタンレーも一般の銀行にかたちを変えて業務を続けています。

ネット証券が一般化

個人投資家の約7割がインターネット経由で株の売買をおこなっているいま、立派な店舗を構えた証券会社は時代遅れとなっています。

大手証券会社もネット取引を扱っていますが、人気は安い手数料で勝負をかけるネット証券です。
なかでも専業6社といわれるSBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、GMOクリック証券、カブドットコム証券は、アベノミクスによる株価の回復で扱い高が急増しています。
株式に加えて、投資信託や外国債券などの品揃えも充実しています。

証券仲介業者が増えている

ネットで金融商品を購入するのは不安だという投資家の受け皿となりつつあるのが、「証券仲介業」です。
2004年の法改正で導入された証券仲介業は、金融機関以外の企業や個人にも金融商品を販売する道を開きました。
税理士事務所やファイナンシャルプランナー(FP)などが投資信託などの販売を手がける(証券外務員の有資格者のみ可能)など、仲介業者は証券会社に代わって身近なアドバイザーとして活躍しています。

証券仲介業者とは、証券会社と業務委託を結んだ企業や個人を指します。
扱える商品は、契約を結んだ証券会社が委託する商品のみです。
購入代金は顧客から直接証券会社の口座に入金し、仲介業者は証券会社から一定のコミッション(手数料)を受け取るかたちになります。
担当者は証券外務員資格の取得を義務づけられているため、証券会社の店頭と同じレベルの説明が期待できます。




神王リョウ「神リッチプロジェクト」

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